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フィクションの中のフィクション

実写版攻殻機動隊、海外ではあまり人がはいっていないと聞いた。日本でもそうなのだろうか。少佐の人種云々が理由のひとつとして挙げられていたようだけれど、それはわたしにはどうでもよい。個人的には、あの映画の(トレーラーしか観てないからトレーラーの)問題って、本当に単純に、純粋に画面がかっこうよくないことに尽きるんじゃないかと思っている。だってクソださじゃないですか、アクションシーン。それだけでもう観たいと思わんよ。

 

先日から短篇を書きはじめた。不足しているのは焚書、図書館、艦隊戦についての情報で、いま集めているところ。トム・クランシーの『Red Storm Rising(レッド・ストーム作戦発動)』もその一環で手に入れた。ソ連NATO。さすが、おもしろいですよ。ソヴィエト連邦(ロシア)の者たちはやはり蒸し風呂に入るのだね。樺だかなんだかの枝で体をたたく描写があった。佐藤優の本にもそんなことが書いてあったぞ。平行してA・J・クィネルの『Man on Fire(燃える男)』も読んでいる。映画『マイ・ボディガード』(こちらの原題も小説と同じくMan on Fire)の原作。ろくでもない話だけど楽しんでる。あとはウィリアム・ゴールドマンの『The Princess Bride(プリンセス・ブライド)』を読み終えた。入れ子構造の異世界ファンタジー。著者がかつて父親に読み聞かせてもらった本をふたたび入手してあらためて読んだら冗長な部分が多すぎて酷い有様だったので勝手に編集しておもしろい箇所だけ載せるぜ!ってな体で物語が進行するんだけど、それ自体つくり話だったりする。ヒロインの名前がキンポウゲ(Buttercup)で最後まで馴染まなかったが、嫌いじゃない。ちなみにこれも映画化済み。しかし、かなりチープ。絶世の美女だの超絶イケメンだのは自分で想像するにかぎる。

 

久しぶりに聴いたので。


The Mowgli's - San Francisco


The Mowgli's - I'm Good

Sumomanとドンピシャ氏

2bro.と並んで愛してやまないゲーム実況グループが三人称である。新着動画でめちゃくちゃ笑ったので貼っとくぞい。なんなんだよこのゲームは。


#1【三人称】ドンピシャはSumoman【PC】

未来予測?

電脳化によってデータだけの存在となった人類がネットワーク上で永劫の時を生きるなんて世界が実現されたとしたら、そりゃもうわたしは大喜びするだろう。停電で全滅したらもっと喜ぶが、さすがにそんなお粗末なカタストロフィはあり得ないかしらん。電力に依存しない、たとえば宇宙全体を満たす謎エネルギーを活用する技術が生み出され、管理運用や保守の不要なシステムが構築され、汲めども尽きぬ計算資源の海原を自在に往くことのできる時代が来るとして、つまりシンギュラリティが成り、オーバーテクノロジが四海を席巻し、人類が”拡張”されて人工知能との差異を超越し、たがいの区別もつかなくなった頃には、ぼくらはめいめい神となるのじゃないか。そして全能者として、パーソナルな空間で完全なる充足を、あるいは不足を享受し続けるのじゃないか。そこでは自分自身はもとより、他者も物も、空間も時間も思いのままだ。もちろん望めばありとあらゆるものを乱数的に生成できる。ありとあらゆるものが、自動で、もしくは無数の選択を経てぼくらの世界に配されるのだ。ヴァーチャルな存在として。そのことを(自己が認知する世界がそういった成り立ちで在ることを)自覚できるか否かも選択できるかもしれない。自覚できるならばそれは明晰夢のようなものとなるだろうし、無自覚であれば意識するまでもなく変容し最適化された世界を楽しむだけの話だ。許容できるストレスや外的刺激も変動するし、不都合も不条理も適度に、もしくは過少(過多)に示される。ぼくらは何ものにでもなれる。英雄にでも大悪党にでも無為の人にでも。いや、人ですらなくていい。まどマギよろしく概念としてあまねく偏在したってかまわない。何ものにもならなくたっていいだろう。リアルはいずれゲーム化する。我々は虚構と現実の境界線が消滅する様を目の当たりにすることになる。という背景がわたしの書くものの土台にあるという話。ファンタジーなんだけど。無自覚な神というとハルヒを思い浮かべる。

 

それはそうとこの映画、ようやく日本公開とあいなりましたな。ヴァイオレンス。


Hardcore Henry | Official Trailer | Own It Now on Digital HD, Blu-ray & DVD

Tom Clancy's Ghost Recon Wildlands

買った。Wild EightではなくWildlandsを。


『ゴーストリコン ワイルドランズ』アナウンストレーラー

わたしは大抵ソロで遊ぶのだが、今作ではチームである3人の味方AIが非常に優秀で特に困らない。まだ序盤だし、じきに厳しくなるのだろうけれども。いまはスキルポイントと武器、パーツ集めに奔走中。楽しい。しかし本当にただ遊んでいるだけなので、ほどほどにしておかないと他のやりたいことができなくなって困る。大きなバグにはいまのところ遭遇していない。運が良いだけかもしれん。

神の領域

どちらにも人工知能が登場する。そしてそれぞれ対極の進化を遂げている。人類の敵か、味方か。というわけで『楽園追放 -Expelled from Paradise-』と『エクス・マキナ』(原題:Ex Machina)を観た。


水島精二監督×虚淵玄脚本!映画『楽園追放 -Expelled from Paradise-』予告編

『楽園追放』は虚淵氏、水島氏がからんでいるだけあって良い出来だった。特に最後の三木眞一郎氏の歌が最高で、この作品のすべてと言っても過言ではない。いや、過言である。なぜか。ヒロインがレオタード姿だからだ。むやみに長い髪で隠れているとき以外は尻が丸出しになっている。すばらしい。しかし、造形に難がある。造形の質さえ高ければよりすばらしい光景がわたしの眼前に繰り広げられていたというのに。正直それほど煽情的なビジュアルではないので見せつけられても「ヒューッ!尻だぜ!」としか思わない。これなら2Bに衣装着脱モジュールを使う方がよほど卑猥である。そりゃ海外ゲーマーも喜ぶってもんよ。

 

エクス・マキナ


映画『エクス・マキナ』予告編

人工知能もので比較的新しい作品だと、他に『her/世界でひとつの彼女』(原題:Her)も観た。どちらも雑誌『WIRED』のA.I.特集号で取り上げられていて興味を持ったのだが、個人的には後者の方が好きだ。もちろん『エクス~』も悪くない。たとえ物語の着地点がはやい段階でわかってしまったとしても、そこに至るまでの道のりは緊張感をもって楽しめるのではないだろうか。ただ、自傷の場面は身体の内側からなにかむずむずするものがこみ上げた為に画面から目をそらした。つくづく苦手だ。

 

せっかくなので。


映画『her/世界でひとつの彼女』予告編

サバイバル

2BRO.が好きでちょくちょく実況動画を観ている。最近のものではこれを遊んでみたい。隣り合わせの鹿と人肉。油断するまでもなく死ぬる。


#1【ホラー】兄者,弟者,おついちの「The Wild Eight」【2BRO.】

わたしならどのキャラを選ぶだろうか。性格的にはこの手のゲームでは死ににくい選択を心がけるのだけれど、あえてそこを外してゆくのもおもしろいかもしれない。

 

こういうの好きなんだろうな。


Ghost Hours - For You

掌篇 #1

 ぼくはかねてから小説家になりたいと考えている。かねてから、と書いたが、言葉の意味は知らない。それっぽいから使ってみただけだ。どこかでそんな文章を読んだ気がしたのだ。とにかくぼくは、小説家になりたいと考えている。だから小説を書く必要があるのだけれど、何を書いていいのかまったくわからない。いくら思考をめぐらせてもこれというものが浮かんでこない。才能がないのかもしれない。こういう場合、普通ならば書くための技術を学んだりするのだろうけど、それをやるとわざとらしい、退屈なつくりものが出来上がってしまうようでぼくは嫌だ。ぼくはあくまでぼくのオリジナリティを信じている。人まねなんかしたくないのである。これは作家として立派な姿勢ではないか。芸術家はみんなそういうものではないか。いや、お金は必要だ。お金は欲しい。だから死んでから認められるようなことはあってはならない。生きたまま評価されて、生きたまま金を受け取り、生きたままそれを使わなければ意味がない。なんのための人生だかわからない。なのでぼくは芸術未満の芸術、半芸術を志向して作品を書かねばならない。言いかえれば半商業主義。どちらに転ぶ気もないという意思の表明だ。しかしそうなると書くことが一層難しくなる。何を書けばいいのかさらにわからなくなる。キーボードを前に身体が固まってしまう。今みたいに。そしてなんとなくスマートフォンをいじりはじめる。最近はまとめサイトの巡回が日課だ。とても楽しい。焦る気持ちを抑えつつくだらないレスの応酬をなめるように読んでゆく。そして誤字や脱字に過剰反応する。なんだこの文章、ちゃんと書けよ。へたくそ。そうしてつつがなく一日を終える。つつがなくの意味は知っている。あれ、ちがう、そうじゃなくて。終えちゃダメなんだってば。ぼくは小説家になりたいんだから、小説を書く必要があるのだ。ぼくは今日もキーボードを前に呆然とする。いつか小説家になりたいな。そう考えながら。