雑記帳

わたしのさくぶんおきば

仕事辞めました

原因は対人関係です。わたしの忍耐力にも限界はあった模様。幸い次の職場は決まっているので、今は予定よりも少しはやいお休みを謳歌しているところです。

 

で、久々に映画を観たんですよ。といっても劇場に行ったわけではありません。レンタルでです。

『マイ・フレンド・メモリー』(原題:The Mighty)

1998年製作のアメリカの映画で、原作は小説『フリーク・ザ・マイティ - 勇者フリーク』(原題:Freak the Mighty)ですね。こちらは1993年の作品。

 

これ、ずいぶん前に一度観た記憶があるんです。学生の頃。校外学習だかなんだかで出かけた時、みんなでね。それが印象に残っていた。けれども、なにぶん昔の話ですから、中身をほとんど憶えていなかったんです。なので今回あらためて視聴したわけなんですけど、いや、泣きましたよ。わたしすぐ泣きますから。こういうのは一人じゃないと観られない。

 

この作品はいわゆるバディ(相棒)ものです。正反対の特徴をそなえた二人が、欠けたものを補い合うことで完成された存在(本作においては騎士)となり、様々な困難を乗り越え、その経験をもとに成長します。といっても、この作品で成長するのは片方だけなのですが。

 

主人公であるマックス少年は、強靭な肉体と優しい心の持ち主。しかし学習障害と犯罪者である父親の存在の為に周囲から馬鹿にされて(あるいは怖れられて)います。その彼がパートナーかつ友人かつメンターとなるケビンと出会い、変化してゆくんですね。ケビンは優れた頭脳と勇気を持つ少年ですが、難病の為に身体の自由がききません。ですが、マックスが彼の手足となることで、望んでもできなかったことができるようになります。かわりにケビンはマックスの頭脳となって彼を助け、導きます。ケビンはアーサー王と円卓の騎士の物語を愛しており、事あるごとに騎士道精神を口にします。マックスも彼の影響を受けて戦う勇気を身につけてゆきます。彼らは二人そろうことで、強く、高潔で、勇敢な騎士となるのです。けれども、その関係も永遠のものではありません。わたしたちの誰もがそうであるように、彼らにもやがて別れの時が訪れるのです。

 

これは継承の物語でもあります。伝説の騎士たちからケビンへと、ケビンからマックスへと受け継がれる魂の物語です。最後の場面、成長したマックスの晴れやかな表情にわたしは心をうたれました。良い映画だと思います。わたし自身、彼らから自分の戦いを続ける勇気をもらえた様な気がします。

 

ちなみにわたしもアーサー王物語を読んだことがありますよ。騎士の中ではガラハッドが好きですね、一番。そうそう、鎧のシーンも印象的だったな。