雑記帳

わたしのさくぶんおきば

同一線上にある正気と狂気

ぼくは双方の間に境界が在るとは考えない。在ると言えば、在ると信じれば、在ると決めつければ、それは在ることになるのだけれど、そうしない。だって、在る人間の傲慢が、無神経が、どれほど他者を傷つけるか、ぼくはよく知っているからだ。なのに、どうしても上手くふるまえないことがあって、そのたびにぼくは、自分が自分で想像するような完璧な人間ではないことを思いだす。ひとつ、ふたつ、みっつ……千億はあやまちをおかしたのじゃないか。ぼくはたくさんの人を傷つけてきたのである。しかし、わざとそうしたことはない。わざと間違えたりはしなかった。バカだから、失敗した。それだけなのだ。ぼくはいつだって、いまより利口になりたい。