読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

近況

新たな職場に通いはじめて数日が経過した。馴染むまでにはまだ時間がかかりそうだ。不慣れな環境にながく身を置くと平生よりも消耗するもので、わたしの場合は妙な時間に眠くなったり、普段なんでもなくこなしていることが億劫になったりしてそれとわかる。だからこの数日は思いきり眠ってブログの更新も怠けた。それでも本には目を通していたけれど。よかったのは丸谷才一著『山といへば川』とスザンネ・フィッシャー・リチィ著『樹(バウム)ー樹木の神話、医療用途、料理レシピ』くらいだろうか。丸谷氏の著作はそこそこ読んでいて、おそらく随筆が一番多く、次いで書評、小説と続く。『山と~』も随筆と書評の本だ。国内外、種々の著作を取り上げあれこれ論じていて興趣が尽きないし、新しく買う本の参考にもなる。ちなみにわたしは文章が褒められている作品を優先的に買っている。自分自身の筆力を向上させるうえでも、名文に触れる機会はなるべく多くもちたい。『樹~』は副題にある通りの内容。著者はドイツ人だが、チベット本草学をまなんだ経歴を持つ。もみ、楡、めぎ、とねりこなど、群生する樹木にまつわる説話や利用法が豊富に掲載されていておもしろい。創作をやる人間なら資料としても活用できるのではないか。それはさておき、俺は今からこいつを観るぜ。


ミシェル・ゴンドリー監督の青春ムービー!映画『グッバイ、サマー』予告編

同監督作品だと『エターナル・サンシャイン』(原題:Eternal Sunshine of the Spotless Mind)のみ視聴済み。登場人物の大半がろくでなしだったような気が。しかし日本版の予告ってなんでこう軽薄なナレーションを入れたがるんだろう。観ていて恥ずかしくなる。そうそう、岩波版ルバイヤートは翻訳がまずくて5頁も読めなかった。